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TC CONVERT への道

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FXRに乗り出して7年ぐらい経つけど 最近はどうも気になるのがコンバートツインカムFXR だ! 頭から離れないのでやってみることにした まず手に入れたのはエンジンマウントプレート! これはいろんなメーカーで出しているのでチョイスは自由 要するにFXRのトランスミッションとTCのエンジンを つなぎ合わせるアダプターのようなもんだね 早速取り付けてみると、、、ミッションがはみ出てしまうのでエンジンにぶつかってる! 仕方ないのではみ出た部分を切断するのですが機械ではできないのでエアーソウとヤスリでシコシコやりましたね(涙) これで大丈夫! 簡単だと思うけどアルミは流石に2センチの塊削るのは至難の技 あとは乗せるだけなのでチェーンブロックがあれば一人で簡単にのります 純正フレームの剛性は信頼するとしてエンジンも純正ときたら 軽くて早くて耐久性もある! こんな素晴らしいことはないでしょね! 1957年のフレームに1970年のエンジン積み替えたような 感覚が蘇るはずです あ〜久々にワクワクします 先駆者が沢山いるので色々と教わりながら組み上げたいです なのでご指導ご鞭撻賜りますようよろしくお願いいたします。

古の単車

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最近完成した一台です 制作にあたりオーナーとの打ち合わせで、見せられた画像が ブラピだったりゼロさんのバイクなどでオーナーの意思が伝わりました 要するにオシャレなハーレー的な感じですね イラスト描いてそのまんまに作らせていただいた感じです。 唯一制作途中で付け加えたのはリブプレートのリベットですね これは素材が2ミリ厚のアルミニュームでそれでも湾曲されると剛性はあるのですが 長く一般道の悪路で使用するとクラシックハーレーのフェンダーは 他のバイクと違い長さがあるので さらに剛性を考えてデザインを考慮した結果の産物になり 飾りではなく機能美という備わりになります。 一枚のマテリアルを叩いて伸ばしての繰り返しで完成までは1枚30時間ぐらいかかります 今回のリブプレートですが寸法出しした板をバイブロマシーンに治具を付けて リブを盛り上げてリベット穴を開けてローラーでフェンダーに合わせます フェンダーが磨きヘアラインで仕上げたらリベットを打っていきます ガソリンタンクもトンネルを作ってから10ピースで叩き出して、旋盤で タンクキャップやコック口などを製作します。 こんな感じになるまで約90時間もかけていきます丁寧に進めることが納得に 繋がっていくので急ぐような仕事ではありませんが、こうして見返すとかなりの労力を使ってますがそれを全部紹介しようと思えば膨大な情報量なので伝えきれませんが、 良い仕事をさせていただいたなと感謝してます。